OpenIndianaから脱出してUbuntuに戻った話(その1:ハードウェアの準備)
この記事はぴょこりんクラスタ:Re Advent Calendar 2016 - Adventarのために書いたものです。
サマリ
OpenIndianaに嫌気がさしたので、UbuntuでNASを組みなおした。
はじめに
OpenIndianaが更新されなくなって久しい。 当時の僕はZFSをどうしてもネイティブな環境で使いたくて、OpenIndianaを使ってNAS環境を作った。しかし、だがしかし、更新されないのはいい加減につらくなってきたし、たまにしかさわらないので使い慣れないし、たまに使ったら使い慣れてないせいでストレスたまるし、なんか最近ハードウェアの調子悪そうだし・・・などいろいろ重なったので、思い切ってNAS環境を作り直すことにした。
NASの材料
材料はこんな感じ。静かで小さなのがほしかったので、Mini-ITXでそろえた。 Mini-ITXは小さすぎてあまりドライブが積めないので、豪華に4TBのディスクを2本買ってRAID1にした。 本当は3~4本かってRAID5くらいにするのが費用対効果を考えるとちょうどいいと思う。
- A1SAi-2550F(Intel Atom C2550, SoC, FCBGA 1283, 14W 4-Core)
- メモリ8GB
- Lian Li PC-Q21 シルバー
- SilverStone SST-ST30SF V2(SFX 300W)
- Crucial MX300 CT275MX300SSD1
- HGST HDN724040AL(3.5" HDD 4TB 7.2k) x2
- PT3
組み上げ時の1枚
Mini-ITXで組み上げるのはパズルを解くのに近い感覚があり、やれHDDが入らないとか、やれHDDの電源ケーブルが届かないとかでものすごく苦労した。HDD電源ケーブルに至っては付属品だと全く届かなかったので、あわててヨドバシの通販で延長コードを買うなんていうこともした。ともかくMini-ITXのマザーボードとケースは小さく、僕の指はにんじんのように太いので、何度ねじを外したかわからない。
この写真を見ると何となくわかってもらえると思う。もはやマザーボードは見えやしないし、HDDなんてかすかにいることがわかる程度だ。
OSのインストールとかはまた明日・・・