犬をカリフォルニアでトリミングする

この記事は平穏な生活を送りたいぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2022 のために書いたものです。 このアドベントカレンダーこういう趣旨のものです

はじめに

前回の記事で、犬を日本からカリフォルニアへ連れてくる 話を書きました。 我が家の犬はトイプードルなので、毛が抜けずに伸び続ける性質があります。 つまり、飛び掛かられて毛まみれになることがありません。 ただし、人間と同じくたまに毛を切ってやる必要があります。いわゆるトリミングですね。 我が家の犬が平穏に暮らすためには、トリミングは欠かせません。 今回は、アメリカで犬トリマーを探して、実際にカットしてもらうまでの話をします。

ちなみにカット前はこんな感じです。

カット後2か月くらいの犬

トリマー探し

まずはトリマーを探します。と言っても、適当にググって見つけた先が 必ずしも信用できるお店とは限りません。 我が家のかわいい犬をいまいちなお店に預けるわけにはいかないので、 食べログ for everythingとも言えるyelpで探します。 yelpは、ローカルのビジネスレビューサイトであり、割と何でも口コミが載っています。 アメリカは悪くなければ★5文化ですので、★5から離れるほどやばいというわけです(よくTwitterか何かで評価のノリの違いが話題になってますね)。

この★の数に加えて、今回はウェブ予約ができて、クレジットカード支払いを受け付けるところにします。 前者に関して、英語の電話はかなり神経を使いますので、なるべくならやりたくありません。 後者に関して、あまり現金を持ち合わせていないので、現金を使いたくないからです。

yelpには予約ボタンらしきものがあります。メッセージを送ることで予約ができるようです、素晴らしい。 実際に3件ほどメッセージを送ってみると、2件は電話必須、1件はWebで予約が取れることがわかったので*1、 今回はそのWebから予約が取れるeagle mobile pet groomingにしました。 mobileと名がついている通り、バンで家の近くまで来てくれて、バンの中でカットしてくれるそうです。車社会のアメリカならではなサービスですね。

eagle mobile pet groomingはクレジットカードも使えるようですが、どうやらVenmoというアプリを経由して、 トリマー個人?に対して支払うようです。VenmoはPaypalのグループ会社で、個人間送金ができるようになるものです。 つまり、面倒というわけですね。これは仕方ありません。郷に入っては郷に従え、です。 勢いに任せてVenmoのアカウントを作ったのですが、前日に意味不明な凍結を食らいました。文字通り何もやっていないので、心当たりは全くありません。 凍結解除は数日かかるようです。どうしようもないので現金で支払うことにしました。

yelpをざっと眺めた感じ、小型犬は120~160ドルくらいが相場のようです。日本と比べると倍以上しますね。 でも選択肢がないので仕方ありません。郷に入っては郷に従います。 なお、eagle mobile pet groomingは、小型犬120ドル(チップを除く)と良心的な部類です。素晴らしい。

当日

予定通り、バンに乗ってトリマーさんが家の近くまでやってきてくれました。 バンはこんな感じです。

トリマーのバン
たまたま近くを通りかかったラブラドールレトリバーは、このトリマーバンが怖すぎたのか、 腰を抜かして後ずさりしていました。トリミングに嫌な思い出でもあるのでしょうか?それともピンク色過ぎて怖かった・・・?

どうトリミングするかを聞かれたので、この写真の通りにやってくれとSMSを送りました。 作業自体は2時間ほどかかりますが、家で待機してOKです。この辺は日本と大きく変わらないですね。 バンで作業ということもあり、周辺で待てないので、完了時にSMSを送ってくれます。便利。

完成形はこんな感じです。日本のときよりも鼻回りの毛が短くなっており、よりワイルドな感じになりました。

トリミング後の犬
トリミングしたてで荒らぶっている犬

犬用の香水も振ってもらったようで、すごくいい香りがします。 結構強い香りなのに、犬も特に嫌がったりはしていないようです。 満足な出来なので、次回もここにお願いするでしょう。

おわりに

カリフォルニアでも無事にトリミングができたので、 これで犬の平穏な生活に必要なものが一式そろいました。よかったよかった。

うちの犬は今日もアメリカらしい広い公園を力いっぱい走り回ったりして、アメリカ生活を楽しんでいます。

*1:結局yelp上で予約は取れない