上場スピードラン - 前編

この記事はレジリエントでウェルビーイングなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2024のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。

はじめに

Coffee Inc 2というゲームをご存知でしょうか?コーヒーチェーン店を経営するシミュレーションゲームです。

www.sidelabs.com game.watch.impress.co.jp

かなりリアル(といっても自分はリアルな経営を知らないんですけどね)に作られていて、評判の高いゲームです。 単に財務諸表が細かく作ってあるだけでなく、銀行からお金を借り入れたり、ロビー活動をしたり、 従業員を雇ったり、福利厚生を設定したり、上場、買収と様々な経営要素が入っています。 普段は遠い経営の世界を覗ける面白さと、あとは最近ローグライクゲームにはまっている身としては、 資源配分ゲームの楽しさが味わえる1粒でn度おいしいゲームとなっています。

今回はこのゲームを、コーヒーチェーン店が上場するまでプレイしてみました。 単にゲームやってもな、ということで、妻とどちらが早く上場できるかを競うことにします。 響きがよいので、上場スピードランと呼ぶことにします。 確信に近いレベルで用法は間違ってますが、こう呼ぶとめちゃくちゃ気分がよいので、この記事内では上場スピードランと呼ばせてください、すみませんね。 なお、この記事は前編(今回)と後編(次回)の2部構成で行きます。

上場スピードランのルール

シンプルにAny%的な感じでやります。ちゃんと書くと以下です。 僕も妻も忙しいので、上場するまでずっとゲームやってるわけにもいきません。 何よりこういう資源配分ゲームはターン数が重要なので、ゲーム内時間での短いほうが勝ちとします。

  • 自社が上場したらゴール
  • ゲームでできることなら何をやってもいい
  • 実時間ではなく、上場するまでのゲーム内時間が短いほうが勝ち
  • 難易度は初級、資本金は44,000,000円、競合は2社
  • スタート地点は好きに選んで良い

走者の紹介

経営とは自己表現の1つとも言えます。このレースはスピードだけでなく、思想の対決とも言えます。

  • 僕:おいしいコーヒーを出すことが最も大事だと思っている純朴な田舎者。最近Slay the spireにはまっているので、謎の自信がある。好きなコーヒーチェーン店はコメダ珈琲(それなりにおいしいコーヒーに加えて、椅子の座り心地がよいから)。
  • 妻:収益が先、味は後だと思っている現実派。会社の研修でやった経営ゲームでは、講師が予想していなかった手を使って圧勝し、講評でたしなめられるという資本主義の鬼。好きなコーヒーチェーン店はスターバックス(フラペチーノが好きだから)。

おわりに

次回、スピードランの過程を書きます。