ベタのいる生活 その2: 水槽丸洗い
この記事は圧倒的令和ッ!!ぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2019のために書いたものです。 このAdvent Calendarが何なのかについては、主催者による紹介記事を見てください。
記事のサマリ
たまには水槽を丸洗いしましょう。
はじめに
前回の記事の最後に、 現在の水槽が苔にまみれていて見苦しい写真を載せた。多少であればヘラで苔を削ぎ落とすのだけど、 ここまで生えてしまうと、景観回復のためには丸洗い以外に道はない。 そこで、今日は水槽丸洗いする。
忙しい人向け
詳細は後述だけど、こんな感じ。
- 魚の避難
- 水槽の中身(水草、置物、ヒーター、フィルタ)を全部出して水洗いする
- 水槽を水洗いする
- 水槽を空のまま設置
- 水槽の中身を戻す
- 水槽に水を入れる
- 魚を戻す。このとき、避難場所の水をなるべく入れないようにする。
ステップ1: 魚の避難
水槽を洗うためにまずやらなければならないのは、魚の避難である。 こんな感じでバケツに水を入れて、カルキ抜き薬剤を入れれば避難場所の出来上がり。
あとは、網ですくって移動させればよい。このとき、こういう網があると移動が楽になる。
移動後はこんな感じ。無造作に入っているが、エビのような繊細な生き物を入れるときは もっと丁寧に入れたほうがよいと聞いている。点滴法とかググってくれれば大変そうだと感じてもらえるかもしれない。 我が家のベタとアフリカンランプアイ*1はタフなので、思い切って移動させればOK。
ステップ2: 水槽の中身を全部出して水洗い
うちの水槽には、賑やかし要員としての水草(アヌビアス・ナナ、アナカリス、マツモ、カボンバ(3つとも通称金魚草)、あと名前忘れた何か)とトンネル、生存に必須なフィルタとヒーターが入っている。 これらを全部出して、水洗いする。
アヌビアス・ナナは、土台の流木がだいぶヘタっていて木くず生成器と成り果ててしまったため、 この期に廃棄。また、名前忘れた何かは、土台は火山岩か何かで丈夫だが、藻と水替え時の強水流で参ってしまったため、これも廃棄する。 マツモとカボンバも参ってしまったけど、アナカリスは本当に丈夫で、 藻にも水替え時の強水流にも負けずに新芽を次々と生やしてくるので、 枯れ気味の枝を取る程度とした。
トンネル、ヒーターはメラミンスポンジでよく磨く。 フィルターは歯ブラシやらパイプ磨き用ブラシで苔を落とす。
洗い終わったあとはこんな感じ。わかりにくい写真だけど、苔が取れているのがわかるかもしれない。
ステップ3: 水槽を水洗い
中身が空になった水槽を洗っていく。これがbeforeで、めちゃめちゃ気分悪い図である。
水槽も同じくメラミンスポンジでこする。 案外隅っこが洗いにくいので、適宜ヘラを使って削ぎ落としたり、 歯ブラシで擦り落とす必要がある。
がんばるとここまできれいになる。もとに戻ったとも言う。
ステップ4~6: 水槽の中身を戻す&水槽に水を入れる
きれいになったと思いきや、案外苔がこびりついていてショックを受けた。 洗面台の照明が暗めでわからなかったんだと思うけど、 今更洗い直すのも大変なので諦め。 多少ゴミが浮いているが、フィルターが回ればこの辺はきれいになる。
ステップ7: 魚を戻す
最終的にこんな感じになった。
おわりに
透明度の高い水槽は眺めていていい気分である。
余談:そもそも苔を生やさないようにするにはどうすればよいか?
苔が生える原因は、水中の栄養素と光量の多さである。 この辺の原因に対策を打つか、苔が生えることに関しては諦めて、 苔自体をきれいにする何かをいれることになる。
前者の対策では、単純には栄養素の量や光の量を絞ってやればよい。 が、実際は難しい*2ので丸洗いが楽。
- 水中の栄養素を減らす
- 光を減らす
- 照明ONにしている時間を減らす
- その他
- 苔防止薬剤を入れる
苔自体をきれいにするには、苔自体を食べる生き物をいれればよい。 つまり、エビや巻き貝、オトシンクルス等の生き物をいれればよいのだけど、 欠点もあるので一概に入れればOKとは言えない。特にベタについては、 ヒレかじられリスクがあるので、混泳がそもそも難しいのもあり、 うちの水槽には入れてない。ちなみに、アフリカンランプアイはおとなしいので なんとかうまくやってくれている。