OpenIndianaで楽しい自宅NAS(随分昔のことを思い出しながらメモ)
はじめに
ZFSっていう便利なものが世の中にあるそうで、簡単にRAIDを組めるらしい。 自宅NASの容量が圧迫されてきたし、容量大きくてそこそこのものを買おうとすると高い。 お金に余裕があればQNAPのNASが欲しかったんだけど、まあこれもアミューズメントの 一環だと思って自分で構成を作ってみることにした。
ちなみにQNAPのウェブページはこれ:http://www.qnap.com/
環境
起動用のSSDにintelの2.5"のやつを使ったんだけど、SATA端子の位置のせいでキャニスタが使えなくて泣いたのを覚えている。
- 昔流行ったhpのマイクロサーバ
- DIMM 8GB。ライトキャッシュとかそういうのに使われるので、たくさん載せておく。これにした。
- 保存用ドライブ:HGSTの3.5" 2TBx3。RAID5にする。
- 起動用ドライブ:intelのSSDで最安だったやつ(当時5000円くらい)。マイクロサーバ付属のキャニスタをつけると SATA端子に差し込めないという落とし穴があった。仕方なく宙ぶらりんで差し込んでるので、地震があったりすると怖い。
- OpenIndiana(昔でいうところのOpenSolaris)。最新のZFSが問題なく使えそうだったから。
OpenIndianaインストール
インストール自体はGUIがちゃんと用意されてて簡単だった。手順はこんな感じ。
- OpenIndianaの公式サイトから、ISOファイルを落としてきて、USBメモリに焼く。
- USBブートで立ち上げてインストールする。なぜか僕がやったときはサーバ用にbuildされたものだと立ち上がらなかったので、Desktop版のやつを使った。この罠で1時間くらい無駄にした。
- あとはGUIに従っておく。
- 立ち上げ後、sshで入れるようにしておく。ここで注意しなきゃいけないのは、Linuxでいう"UseDNS=no"の設定に相当するのが、"LookupClientHostnames no"というとこ。これを間違えたせいで、sshd再起動失敗→sshログイン不可になって泣いた。
ZFSの設定
ここに基本的なことがまとめられてて便利。poolに放り込むドライブを間違えなければ問題ないはず。homeディレクトリをSSDでなくZFS配下に置こうとしていろいろ苦労したはずなんだけど、すっかり忘れてしまった。。。